ボーン・アイデンティティの内容を忘れた頃に作られた焼き直し作品。とはいえ、全くつまらないかといえばそんなことはなくて、そこそこ面白い。面白いんだけど、何か、喉に小骨が刺さっているような違和感がある。なんだろう、これは。
でも、僕にとってかなり大事な「ヒロインが可愛いこと」という条件をクリアしているので、それだけで「ま、いっか」という気分になる。いや、待て、何か、とても大事なことを忘れているんじゃないだろうか。なんだろう、何かヒントはないのか。
ラストのカーチェイス(厳密には四輪車ではないけれど)もかなりの迫力だった。最近はやりの細切れアクションではなく、きっちりと長めのカットで見せてくれたのも良かった。ただ、うーーーん、何か、大事なことを忘れているような・・・。
この違和感、もしかしたら、「ボーン・アイデンティティ」をもう一度見たらその原因がわかるかも知れない。ちょっとTSUTAYAに行ってこようか・・・。
前に観た何かの映画とそっくりなような気もするんだけど、それが何の映画だったのか・・・。残念ながら、記憶が取り戻せません。
評価は☆1つ半。