中島みゆきのコンサートに行ってきた。日頃の行いが良かったのか、これまで30回ぐらい観ている中島みゆきのコンサートの中では一番良い、4列目ほぼど真ん中という席だった。
コンサート・ツアー直前に発売されたアルバムからの曲は数曲で、過去にテレビ番組の主題歌になった曲など、それほどディープなファンではなくても楽しめるような選曲になっていた。コンサートのピークは「風の笛」「時代」あたり。個人的にはこれに加えて「泣きたい夜に」。
なんだかんだ言っても3.11を無視することはできないわけで、選曲から舞台装置まで、それを強く意識したものになっていたと思う。あと、コンサートで聴いていると、最近の中島みゆきの曲は夜会色が濃くなっているなー、と思った。夜会色とは、多分アジア的なアレンジと難解な単語の利用なんだけれど。
東京国際フォーラムは横幅がある会場なので、音的には前過ぎて中抜けしている感じだった。多分、15列目ぐらいが良いんじゃないかと思う。ただ、やはりコンサートは前の方で観たほうが良い。一番後ろと、前から4列目が同じ8,400円というのはちょっと解せない。
あと、当たり前だけど、中島みゆきも、坪倉唯子も、杉本和世も、みんな年をとったなぁ、と(笑)。その中では30代前半の石橋尚子がすげぇ目立つ。
恒例のまちがい探しだけど、地上の星の最後のパートで「崖の中のすばる」って歌っていたような。
セットリストは追記に。