ここまでの作業
○準備
●米国EINを取得(所要期間約45日)
●AmazonにEINを郵送で連絡
○“Amazonご推奨の”Wordを使って書籍作成
○本の特徴は下記
●地図リンクがある
●画像が多数ある
○作ったものの、Wordでの目次制作が煩雑で面倒
○Amazonが用意してくれているプレビューアーで表示確認 > とりあえず、オッケー
○とりあえず、出版申請
○Amazonより著作権についての確認あり(すでにブログでオープンにしている記事などが含まれていたため。申請から24時間内)
○著作権の帰属について説明(メール)
○販売開始(24時間内)
○知人のAndroidスマホで購入して内容のチェック
●表紙が表示されない
●写真が一部表示されない > プレビューアーでは問題なし
●文章も重複があって、不備がある > Word上では問題なし
○著者のところに出版者の名前が表示される
○PDF版への移行を検討 > 地図リンクがつながらず、断念
○表紙を作り直し
○表紙のみをアップ > 約12時間で反映
○Sigilによる制作を検討
○作業開始
○Sigilにバグが多い(多分、HTMLの知識がないとうまく修正できない)
○Sigilによる第二版に向けて作業中 ←イマココ
現時点でのトラブルに関する知見
○Wordからの直接変換は手間がかかる割に不備が多い > Sigilで作業中
○プレビューアーで確認しても動作しないことがある
○Sigilもそこそこバグがある
ワンポイントアドバイス
○表紙は先に用意したほうが良い
○パラグラフレベル(ポイントドットシステム、ウェブ上ならh1、h2とか)は先に考えておいた方が良い
○ネット内のKDP出版に関する情報は「テキストばかり」なら役に立つ
○ハイパーリンクがない書籍ならWord→PDFで作るのが多分楽(ただし、読者に対して不親切である可能性が大きい)
現状で不明な点
○iPadのアプリで購入する方法がわからない(Androidアプリからは簡単)
○Kindleで地図へのリンクが動作するかわからない
○第二版が無料でアップデートされるかわからない(まだやってないので)
検討課題
○Android携帯の購入とそれによる動作確認
○Kindleによる動作確認(プレビューアーでの確認では現状不十分)
参考にした資料
○Kindleダイレクト・パブリッシングの解説(公式)
○epub形式の電子書籍作成フリーソフト「Sigil」 ダウンロードから使い方まで
感想
色々大変だが、最初のうちは仕方ないだろう。書籍の体裁によって、「こういうのが良い」というのがわかってくるはず。Kindleの対応は素晴らしく早い。というか、普通レベルなのかも知れないが、これまでAppleの超のんびり体制(更新に2週間とか、クリスマス休暇で一週間ストップとか)にすっかり慣れてしまったので、年末年始(というか、元日)でも24時間以内に対応とか、「えっ?」という感じである。
この記事が「参考になった」という方は、ぜひ、上記の書籍をお買い上げ下さい(笑)。今後のアップデートなどもリアルタイムで見ていくことができるかも知れませんし、そもそも、どういう不備が発生しうるのか、ケーススタディできますよ!