最近は中央道方面にはあまり出かけないし、出かけても諏訪で食べることが多く、なかなか小淵沢に行くことがなかったんだけれど、今日は「諏訪では早すぎて、甲府では遠すぎる」という微妙な時間に八ヶ岳周辺に差し掛かったので、では久しぶりに井筒屋へでも、と思って高速を降りてみた。
外まで行列していたら清里方面か、甲府に逃げるつもりだったのだけれど、意外にもかなりすいていた。鰻の値段がアップしているからかも知れない。
今日は折角なので、登録商標を取得しているという「かめ塩のうなぎ」を頼んでみた。
どんなのかなー、と思っていたら、塩焼きの鰻をレモンと塩山椒でいただく、という趣向。
鰻は白焼きよりも脂を落とさないように調理しているようで、かなり脂が前面に出ている。脂のおかげでしまりがなくなりそうなところ、レモンと塩山椒で濃い目に味付けしているようだ。
トコロテン方式のレモン絞り機でレモンを絞りながら食べるのだけれど、若干作業が面倒くさい。
鰻はある程度のレベルを超えると、あとは好みの問題になってくると思う。この店の「かめ塩」の場合、脂多め、味薄めが好みなら結構イケていると思う。僕は「普通のにしておけば良かった」と思った。
ところで、このかめ塩、以前は2600円ぐらいだったと思うのだけれど、今日は3500円だった。鰻の値段が高騰しているのは知っていたけれど、素材の値上がりの影響って馬鹿でかいんだなぁ、と思った。