春木屋本店
3/BBC
1999.12.4
東京ラーメンとしてはやや豚骨よりと感じられる、トリガラ豚骨ブレンドタイプの醤油味。東京西部ラーメンとしては魚のダシはやや弱め。春木屋をややマイルドにしたような印象。麺はやや柔らかめの縮れ麺。スープの絡みはそこそこ。チャーシューは結構まずいのに、凄く値段が高いので、チャーシューメンは損。
さて、14年の歳月が経過して、どうなったかというと・・・
名称:春木家本店
種類:東京
場所:荻窪
注文:中華そば
評価:3/BBC
2013.5.13
コメント:麺は細めで弱く縮れたもの。ややコシは足りないが、スープは普通に絡んでくる。
スープはとんこつベースの醤油味で、清湯スープである。とんこつがベースで透き通ったスープは最近では珍しい。美味いなぁ、と感心することはないけれど、味が足りないということもなく、無難に美味しいと思う。
チャーシューはまずいので、チャーシューメンを注文するのはお金の無駄である。
店の前の暖簾によれば創業は昭和6年で、荻窪ラーメンの代表格、「春木屋」よりも歴史が10年以上古い。もともと日本蕎麦の店だったようで、今でもメニューには蕎麦が掲載されている。
14年前に書いたレビューとほとんど同じ内容である。ときどき、「料理店の古いレビューは意味がない」という人がいるが、あくまでもケースバイケースで、この店のような老舗だと、(良い意味でも、悪い意味でも)味を守り続けている場合もあることがわかる。
店名 春木家本店 (はるきやほんてん)
TEL 03-3391-4220
住所 東京都杉並区天沼2-5-24
営業時間 11:00〜21:00(LO:20:30)