2013年05月19日

Yahoo!映画からレビューが削除された件

僕は映画のレビューをブログ、Yahoo!映画、ぴあ映画生活の3つに掲載していた。基本的に内容は一緒である。

#ただ、Yahoo!とぴあは投稿後の修正ができないので、ブログだけ加筆修正されているケースは多々ある。

なぜ同じものを3つの場所に掲載しているかって、それは露出量が増えるからである。せっかく発信している情報なのだから、リーチする可能性が高くなった方が良い。

さて、先日、Yahoo!映画に投稿した僕のレビューがいくつか、何の連絡もなく削除された。マイレビューで調べると投稿数は478本だが、作品レビューで調べると464本である。差し引くと、14本のレビューが僕に何の連絡もなく強制的に削除されたことになる。

はて、どういう理由かな、と考えてみて、すぐに思い当たったのが、「#映画ヒッチハイク・ガイド、Kindleで絶賛発売中!」という文言である。

#ぴあ映画生活で同じものが掲載されているので、そちらで現物を参照可能である。事例はこちら。
県庁おもてなし課のレビュー

この文言は映画のレビューの最後に付け加えたもので、レビューそのものには直接の関係がない。しかし、この本はYahoo!映画に掲載したレビューに加筆・修正して、年度でまとめたものである。また、Amazonのアフィリエイトはもちろんのこと、そもそも商品へのリンクもやっていない。書籍の名前を書いただけである。

では、Yahoo!の利用規約上問題があるのか、と思って調べてみた。該当すると考えられるのはこれくらいである。

7.サービス利用にあたっての順守事項
当社のサービスのご利用に際しては以下に定める行為(それらを誘発する行為や準備行為も含みます)を禁止いたします。
(7)サービスを、提供の趣旨に照らして本来のサービス提供の目的とは異なる目的で利用する行為

出典:サービスをご利用のみなさまへ - 利用規約 第1編 基本ガイドライン
http://docs.yahoo.co.jp/docs/info/terms/chapter1.html#cf1st

ま、これに抵触するというのなら、それも結構。ただし、僕はコンテンツメーカーに対して何の便宜も図らず、win-winの形態を目指さない企業姿勢は大嫌いなので、今後、Yahoo!映画へは投稿しないことにした。また、Yahoo!のために記事を掲載し続ける理由もないので、過去の投稿も徐々に削除していくことにする。役立ち度でトップになっているレビューもいくつかあるし、平均役立ち度でも30以上なので、Yahoo!映画の中でもかなり上位に入る常連レビュアーなはずだが、同じコンテンツはぴあにも、このブログにも掲載されているので問題ない。

この手の「コンテンツメーカー」と「サービス提供者」との関係で僕が理想的だと思っているのはlivedoorとの関係だ。僕とlivedoorとの付き合いは、livedoorがほりえもんのオン・ザ・エッヂに買収される前からなので、かなり長い。その間色々とあったのだが、今の関係は非常に良い。

#今でも、livedoorPICSがなくなっちゃったとか、悲しいことはあるけれど。

livedoorの良いところは、コンテンツメーカーに対する配慮がきちんとある点だ。コンテンツメーカーが、コンテンツを作り続けていけるように考えている。それがない会社がカカクコムだったし(だから、僕はトップ10に入るレビュアーだったけれど食べログを辞めた)、今回のYahoo!Japanである。

ということで、これまでYahoo!映画で僕の映画レビューを読んでいた方は、ぴあ映画生活か、このブログでお楽しみください。



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