2013年05月22日

東北大学公政研代表を名乗る馬鹿がキチガイであることが判明した後、アカウントを変更して逃走した件

先日、馬鹿発見器たるTwitterで、大馬鹿発言を発見したのがことの始まりである。まずはその現場を晒しておく。

baka3


       / \  /\ キリッ
.     / (ー)  (ー)\      
    /   ⌒(__人__)⌒ \    
    |      |r┬-|    |    DNAも所詮タンパク質です
     \     `ー'´   /      
    ノ            \
  /´               ヽ              
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 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、.    
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))


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        /_ノ  ヽ、_\
 ミ ミ ミ  o゚((●)) ((●))゚o      ミ ミ ミ
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| / / /     |r┬-|    | (⌒)/ / / //  だっておwwwwww
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|     ノ     | |  |   \  /  )  /
ヽ    /     `ー'´      ヽ /    /     バ
 |    |   l||l 从人 l||l      l||l 从人 l||l  バ   ン
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、    ン
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))


高校で生物を勉強していなかったり、僕の「親と子のゲノム教室」や「遺伝子組み換え食品との付き合いかた」を読んでいない人であればこの文章の馬鹿さ加減はさっぱりわからないだろうが、これは分子生物学の初歩中の初歩で、この間違いを歴史でいうなら「鎌倉幕府は織田信長が征夷大将軍に任官して始まった」みたいなものだし、文学でいうなら「吾輩は猫であるは村上春樹の出世作である」みたいなものだし、物理でいうなら「運動エネルギーと位置エネルギーの差は一定」みたいなものだし、英語でいうなら「アルファベットは20文字で構成されている」みたいな感じだ。要すれば、「はぁ?あんた、馬鹿ぁ?」ですらなく、「馬鹿、死ね」というレベルである。これがド素人による酒飲み話であれば「やれやれ」で済むところだが、残念ながら今回は「モンサントの遺伝子組み換え植物を食べて、何十年後かに障害が出たらどうしよう」という文脈において、遺伝子組み換え食品擁護の立場から、東北大学公政研(公共政策研究会)の代表(註)であるkr-jun(@kr3993)が発言したものだった。

(註)
#ただし、Twitterのプロフィールによる情報で、確証はない。現在、この研究会の顧問にアクセスを試みているところである。

遺伝子組み換え食品を取り巻く国内の状況に関する僕の認識は次のようなものである。

GMO問題は、一般市民が正確な知識を持たずに感情論を先行させてしまったことによって話がこじれている。その雰囲気を読んだ日本企業が遺伝子組換えから撤退してしまい、結果的に少数の大企業による寡占状態になってしまった。一部の過激な反GMO派に、無理解な一般市民が集まって、結果的に「怪しい」市民集団が形成されている。加えて、原発問題が徐々に風化しつつある中で(これが良いというわけではない)、叩く対象を失いつつある「一見」市民派のジャーナリスト達がGMO叩きを展開し、状況はさらに悪化しつつある。こうした中、必要なのは、「正しい知識」の周知である。正しい知識を持った上で、「それでもGMOは嫌だ」というのなら、それを否定すべきではない。重要なことは、正しい知識のもとに、各自の責任で判断すること。その際、判断は科学的である必要は必ずしも、ない。科学との距離感は各個人で測れば良い。

要すれば、「賛成、反対は個人の自由で、その選択は尊重されるべき。ただし、選択にあたっては、正しい情報、正しい知識を持っていることが大前提である」ということだ。

ところが、件の馬鹿は東北大学公共政策研究会などというご立派な肩書きのもとに、堂々と「DNAも所詮タンパク質」などと馬鹿丸出しのツイートを開陳した。僕は遺伝子組み換え食品については何の抵抗もない人間だが、その導入にあたっては、きちんとした手順を踏むべきだと考えているし、消費者が適切に選択できるような情報を提供すべきである、という立場で、その姿勢はどちらかと言えば賛成派に分類される。しかし、こういう頭の悪い賛成派の存在は非常に迷惑だ。ということで、次のようにツイートして、馬鹿に対して「お前は馬鹿だな」と指摘してやった。





すると、この馬鹿、当初は(以下、馬鹿がアカウントを削除したため、全て引用で表記する。原典は全て保全してある)

「凄く恥ずかしい間違いを」

と書いていたのだが、僕が





と書いたあたりからブチ切れて、

「40近くの東工大卒か。。俺はクソガキなんだろう」
「馬鹿発見器の命名者らしいが、当人も馬鹿じゃないか。」
「一応彼の専門分野みたいだが、あの程度のことであそこまでいうのは普通じゃない」

などと書き始めた。仕方がないので、





と書いた上でこの馬鹿とのやり取りは終了し、東北大学に対して経緯を説明しつつ、質問してみた。東北大学は即答しなかったのだが、すると件の馬鹿、東北大学から正式な回答が来る前に

「根拠もなく名誉棄損だと息巻く、法秩序を乱す害悪でしかない40代」です


などと書いてきた。法学部の学生が「法秩序を乱す」とは尋常ではない。そもそも、僕は「名誉毀損だと息巻」いてなどいない。東北大学に「名誉毀損の可能性」について質問しただけである。このあたりの違いや配慮も、馬鹿にはわからないらしい。

とにかく、「法秩序を乱す害悪でしかない」という文言は僕の感覚では著しく適正を欠いている。それは、根拠を示した上で、”法秩序を乱している”と断じているからだ。この時点で、「名誉毀損の可能性」について東北大学に問い合わせるのではなく、侮辱罪の可能性を検討し、しかるべき対応をすべき、というフェイズに移行した。ただ、一度「こいつのやっていることは違法だ」と言った現場を押さえただけで、忙しい人達が動くとも思えない。

とりあえず、この件も含めて再度東北大学に連絡を入れ、次のアクションを検討していたところ、今度はこの馬鹿、自分の発言の問題点にも気付かずに、全ての関連ツイートをTogetterにまとめてくれた。これだけであれば「しかるべき対応に向けて、とても便利なまとめを作ってくれてありがとう」というところなのだが、この馬鹿が迷惑なことは、そのまとめのURLを僕のTwitterのアカウントに@を飛ばしてきたり、Togetterのコメント欄に投稿し始めたのである。犯罪者呼ばわりされている現場を放置しておけば、それはそれで第三者に「元木は別に問題だと思っていなかった」と判断されかねない。そこで、Twitterについては馬鹿をブロックし、Togetterについてはコメントを削除した。

このあたりから、この馬鹿は馬鹿ではなく、キチガイとして行動を始めた。なんと、僕がそのリンクを削除する度に、繰り返し自分の馬鹿を晒す「まとめ」へのリンクを書き込み、わざわざ大衆に自分の馬鹿を周知し始めたのである。結局、削除>書き込み>削除という作業が10回以上も繰り返されたのである。件の馬鹿はマジで馬鹿なので、

このまとめが私に対する批判である以上、土足で乗り込んで踏み荒らしてあげようと思っています。このまとめを削除し、かつ謝罪をする等私の気が済むまでは続けるつもりなのでどうぞ全ての書き込みを保全をし続けて下さい


などと頓珍漢なことを書いてきたりしていた。

僕は酒の席でときどき、「どうしてこうやって馬鹿に絡まれるんだろう」と愚痴をこぼすのだが、キチガイに絡まれたのはまだ二度目である。そして、キチガイの相手は面倒臭い。ということで、僕は次の行動に出たのだが、こちらについては詳細は全てが片付いてからオープンにしようと思う。

何はともあれ、やれやれ、と思っていたのが15日なのだが、驚いたことに、その直後、このkr3993はTwitterのアカウントを変更してしまった。前述の、馬鹿が作ったまとめも非表示になってしまった(あるいは、削除された)。もちろん証拠はとても大事なので、それらはほとんど全てEvernote君が保全してくれている(ワンクリックで全部保全してくれてありがとう、Evernote君)。だから僕はびくともしないのだが、あちこちに説明する際に、それらを一々提示するのは面倒臭い。これまでは親切にも、件の馬鹿が自分でまとめて表示してくれていたのだけれど、そうもいかなくなってしまった。

とりあえず、件の馬鹿は、IDをこちらに変更したようだ。
https://twitter.com/iron_mk7

「東北大学公共政策研究会代表」とか、「群馬県出身」とか、個人を特定する情報は色々と得ているものの、どこかにとんずらされても面倒臭いので、一応関係ありそうなサイトを全部リストアップするとともに、フォロー、フォロワーなども記録し(Evernote君、ありがとう)、いつでも資料提供できるようにしておいた。

問題はなぜこの馬鹿が証拠を隠してアカウントを変更したのかである。自らの非を認めるのであれば相応の表明があってしかるべきだが、今回はそういったものが一切ない。あるいはどこかから「お前、いい加減にしろ」と忠告されたのかも知れないが、本人が全く反省していないことだけは間違いがない。何はともあれ、逃げられたりしないようにマーキングだけはしておくことにした。ほどなく、この馬鹿のプロフィールも明らかになるだろう。

僕はこれまでこの件についてはかなり情報を絞ってきた。本気で戦うときは、相手に情報を与えるべきではない。しかし、もう僕が個人的に動くフェイズは終了したようだ。逆に、色々と資料を提供しなくてはならないのは面倒臭いので、必要にして十分な情報をブログで公開することにした。今後は、しかるべき人達に頑張っていただこうと思う。あ、でも、公共政策研究会の顧問の先生へのアクションだけは僕の方からやる予定である。幸い、東北大学の教員にも何人か知り合いがいることだし。

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