2013年05月31日

オブリビオン

oblivion


トムの映画はミッション・インポッシブルシリーズ以外は駄作が多いので、この映画もどうせ、と思いながら観に行ったのだが、結論から言うとかなり楽しめた。

もちろん、ツッコミどころは満載である。宇宙まで行ける乗り物が雷ぐらいで調子が悪くなるのってどうなの、とか、そこまできっちりしたセンシングができるなら爆弾ぐらい検出しろよ、とか、記憶まで刷り込むってどうなのよそもそも必要ないでしょ、とか、いくら宇宙飛行士でも訓練なしにそれだけ加速・減速を繰り返したら首の骨が折れるだろ、とか、エンパイア・ステート・ビルが埋もれるほどの土がどこからやってきたのよ、とか、その爆弾強力すぎ、とか枚挙にいとまがない。また、既視感を覚える設定や描写も、スター・ウォーズとか、マトリックスとか、世界侵略:ロサンゼルス決戦とか、あちこちにある。一番残念だったのはラストで、もうちょっと違うたたみ方があっても良かったんじゃないかな、とは思う。

しかし、それでも「おお、そうきたか」と驚かされる展開が数回あったし、女優はふたりとも美人だし、特撮もほとんど違和感がなかったし(音はちょっと・・・)、字幕もいつもよりは酷くなかった(なっちゃんです。「侵入」という誤字はいただけないけど)。

個人的には結構楽しい2時間だった。それにしてもこの映画、随分気合いを入れて宣伝しているけれど、どうして???と思う。大作という感じでもないんだけどなぁ。

ちなみにoblivionとは「忘却」とか「忘れられている状態」とかの意味。

評価は☆2つ。

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いつもどおり似てませんので、雰囲気でお楽しみいただければと思います。 トム・クルーズといえば、やはり「トップガン」ですかね。わたしこの映画観てないんですけど、サントラはけっこう聞きましたので、順番通りに聞けば、なんとなくストーリーも想像できます笑銀髪のトム
オブリビオン【幕張コーポ前】at 2013年06月05日 01:35