2013年07月14日

芦田さん(@jai_an)の最新刊のあとがき(多分)の文章について

芦田さんにTwitterで参考文献として提示された文書がまもなく発売される芦田さんの新刊『努力する人間になってはいけないー学校と仕事と社会の新人論』のあとがきの著者稿(多分)なんだけれど(これが僕に提示された経緯は割愛)、

http://ow.ly/i/2ABaM/original

冒頭の文章がいきなり変で、頭に入ってこない(笑)。それで、




って書いてみたら、




という返事だったので、寝てみてからもう一度読んでみたけれど、やっぱりおかしいと思う。

原文はコレ。
【教育熱心】「教員が教育熱心」と言われている専門学校の、教員一人あたりの学生数は、専門学校十八・三人、短大十九・三人、大学十八・七人、常勤教員の持ちコマ数は、専門学校十二・七時間、短大八・四時間、大学八・六時間。対学生数は大学とも変わらない。持ちコマ数が多い中、きめの細かい指導ができていると言えるのか。


僕が書くならこうだろうなぁ。

改訂案1 専門学校は「教員が教育熱心」と言われているが、教員一人あたりの学生数は、専門学校十八・三人、短大十九・三人、大学十八・七人、常勤教員の持ちコマ数は、専門学校十二・七時間、短大八・四時間、大学八・六時間。対学生数は大学とも変わらない。持ちコマ数が多い中、きめの細かい指導ができていると言えるのか。

改訂案2 「教員が教育熱心」と言われている専門学校だが、教員一人あたりの学生数は、専門学校十八・三人、短大十九・三人、大学十八・七人、常勤教員の持ちコマ数は、専門学校十二・七時間、短大八・四時間、大学八・六時間。対学生数は大学とも変わらない。持ちコマ数が多い中、きめの細かい指導ができていると言えるのか。

最終バージョンがこのままなのか、緊迫の『努力する人間になってはいけないー学校と仕事と社会の新人論』初版発行を待ちたいと思います。

追記:初版本で調べたら、やっぱり訂正されていました。素直に「間違いなので、修正させていただきます」と言えないところが芦田宏直の芦田宏直たる所以なのでしょう。

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