参考:潰れた堂道のレビュー
http://blog.livedoor.jp/buu2/archives/51001312.html

店に入ると、真っ暗と思うくらいに暗い。その中で、ほぼ満席の状態でお客さんがラーメンを食べている。ちょっと異様な雰囲気。これは女子は入りづらい。メニューはホワイトボードにラーメン650円とライス0円があるだけ。奥の厨房で対応しているお兄さんを見たら、以前、志木で深夜のみ営業していた謎のラーメン屋「前原商店」のお兄ちゃんである。あちらの店は最近営業している気配がないので、めでたくこちらに移転ということかも知れない。店名が決まってないらしいので、「前原商店(仮)」としておく。以下、評価。

名称:前原商店(仮)
種類:東京とんこつ
場所:朝霞台
評価:6/ABB
2013.8.26
コメント:麺は平打ちタイプの幅広縮れ麺。以前は柔らかい印象が強かったのだが、今はちゃんとコシがあるし、スープの絡みも良い。これなら特に文句はない。
スープはトンコツ鶏ガラブレンドと思われる濃厚タイプのベースに醤油味を効かせ、背脂を大量に浮かせた東京とんこつタイプ。カエシの味醂が強めなのか、タマネギなどの野菜からなのか、すき焼きのタレのような甘みが強い。徳島ラーメンのような雰囲気でこれはこれでありだと思うのだが、残念なポイントが2つ。1つ目は、やや苦味が強いこと。この苦味の由来が醤油なのか、調理の途中で焦がしているのかは不明だが、かなり気になる。2つ目は、背脂のせいで味がボケ気味なこと。背脂の量が非常に多いので、決して薄味のスープではないのだが、味が乗ってこないように感じる。
チャーシューはなかなか美味しい。
これでライスがついて650円はお得な価格設定だが、ライスにちょっと臭みがある。長時間保存していた感じのご飯ではないので、コメが悪いか、水が悪いか、炊き方が悪いかのどれかである。多分水なんじゃないかと思うけれど。このライスなら、サービスでも要らない。イメージが悪くなるので、ライスのサービスはやめたほうが良いと思う。
参考:以前の前原商店のレビュー
http://blog.livedoor.jp/buu2/archives/51182345.html