2013年08月30日

パシフィック・リム

pacificrim


冒頭から長い状況説明で結構萎える。いつもどおり字幕2Dでの鑑賞だったのだが、これなら字幕ではなく吹き替えのほうが良かったかも知れない。

戦闘シーンの多くはいつもの細切れドアップが連発されて、何が起きているのか良くわからない。最近、ほんとにこういう映像が多いと思うんだけれど、みんなちゃんとわかってるのかなぁ。僕は現役スキー選手なので高速化での動体視力にはかなりの自信があるんだけれど、それをもってしても全然わからない。何やってんだよー??状態。

加えて、音楽が単調。同じメロディラインを何度も繰り返す代わり映えのしないBGMなので、すぐに飽きてくるというか、眠くなってしまう。作曲するお金がなかったのかなぁ。

設定にもちょっと無理があって、「操縦はシンクロ率の高い2名による」と言われても、うーーーん、それは映画のための無理矢理な設定でしょ?と思ってしまう。右脳、左脳とわけていたけれど、実際にはやっていることは同じだったし。あと、この形態、設定なら、ロボットに乗っている意味はなく、遠隔操縦でも良かったはず。他にも突っ込みどころは満載で、ちょっと思い出しただけでも

DNAから作られた生物がどうやってあんな強力な電磁波を出すんだ?
その巨体がそのショボイ羽根で飛べるもんか!
どこの海も遠浅すぎ!
デジタルの対語が原子炉か?
剣があるなら最初から使え!
戦闘が夜ばかりで萎える(寝る)

・・・といった感じである。

とはいえ、オタク博士たちはかなり笑えた。これなら3D、吹き替えで観たほうが良いかな、と思ったのだが、普通の3Dだと暗くてまた(笑)寝てしまいそうだ。じゃぁ、IMAXで、と思ったら、すでにスーパーマンに衣替えしているところが多く、としまえんぐらいしか残っていない。しかもこれ、IMAX用のカメラで撮影してないですよね?

#ソースはこちら
http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_IMAX_DMR_films

どうしようかな・・・。大体、IMAXでも、3Dだったらあの高速コマ割り戦闘シーンは一層わけわからないような気もするんだけれど・・・。

あ、菊地凛子は英語が良かった。日本語は逆に聞き取りにくかったけれど。

音楽とか、明るい場面での特撮が皆無とか、手を抜いているところがわかりやすい。今のところ評価は☆1つのところ、菊地凛子におまけして☆1つ半。

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