2013年10月24日

R100

巷の評判は最悪と言っても良いくらいに悪い作品。過去の松本監督作品は大日本人しか観ていないが、その時の評価はこんな感じ。

大日本人
http://buu.blog.jp/archives/50487475.html

そのまま最後まで突っ走ってしまえば良いのに、途中で観客の期待とは別の方向へ行ってしまったのが大日本人。そして、R100もそれとほぼ同じ作りだった。最初は物凄くちゃんとしているし、突然の笑いに思わず吹き出してしまったりもする。ところが、そのままでいられないのが松本監督の松本監督たる所以である。本作は唾吐き女王の登場あたりからそっぽに向かい始めてしまった。その上で、筋が悪かったのは、監督自身が「このままではマズいかもしれない」と、逡巡してしまったことである。監督としての覚悟が足りないと思ってしまう。

毒なら毒で、迷わずに突っ走れば、なるほど、それも一つの見識であろう、となる。しかし、監督自らが「ヤバイかな?」と怯んでしまっては、観る側も「ヤバイだろ」となる。ヤバイことに気が付かせてしまった時点でクリエイター側の敗北である。

くだらない映画ではあるけれど、そのまま行くところまで行ってしまえば、客に納得してもらえたかも知れないな、と思う。

とはいえ、☆1つぐらいはあると思う。

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