2014年01月31日

門左衛門 朝霞台店

朝霞台の駅前にあったうどん屋の「空海」が「さらなる改良を加えるために一時閉店します」という旨の張り紙を残してそのまま潰れた。あとにできたのは浦トコバイパスに店を構えている門左衛門だった。

門左衛門の評価

僕なら、車で柳瀬川まで行くなら、もうちょっと頑張ってみずほ台の一本気か、新所沢のこてつか、北浦和の旋あたりに行くので、この店は二度と行くことはないレベルだったのだが、朝霞台の駅前に支店ができたのなら仕方がない。一度は食べておく必要があるので、開店二日目に行ってみた。

行列が大嫌いなのは皆さんご存知のとおりなので、ちゃんとお昼時を少し外しての訪問だったのだが、驚いたことに店内に立って待っている人が一人いる。大繁盛なのかとちょっと観察してみると、さにあらず。単にハンドリングがまずいだけだったのだが、まずは味の評価から。



名称:味噌屋 門左衛門
種類:味噌
場所:朝霞台
注文:北海道らーめん 炙りチャーシュー1枚
評価:3/ACB
2013.1.31
コメント:スープはベースが良くわからない味噌味。良くわからないというのはもちろん褒め言葉ではない。ダシが完全に死んでいて、味噌の味ばかりがする。ベースがしっかりとスープを支えないと、味噌ラーメンは成立せず、いわゆる味噌汁ラーメンになってしまうのだが、この店もそれ。味噌以外の旨味が感じられず、ダシをきちんと取らないで作った味噌汁と同じような、スカスカな味である。

麺はやや太めの縮れ麺。こちらはコシ、スープの絡みともに合格点。しかし、折角ある程度スープが絡むのに、スープに味がないので、スープと麺の一体感は感じられない。

チャーシューは別皿で提供されるのだが、意外と美味しかった。これなら、一枚ぐらいはトッピングしても良いかも知れない。




今日は開店二日目ということもあって、まだ店のハンドリングに慣れていないこともあったのだろうが、わずか30分程度の滞在時間中に「これはどうか」と思うことが色々あったので、列挙しておく。

店の中では客が立って待っているのに、順番待ちの客のために用意してあると思われる椅子の上に花がおいてあって、座れない。しかも、その鉢がひっくり返っている。大事にされていない植木鉢以上に、客が大事にされていない。

待っている客にメニューを見せて注文を決めさせるという知恵がまわらず、席についてからメニューを渡してオーダーを決めさせているので、テーブルの上に水の入ったコップが置いてあるだけの客が大量発生。

混雑しているのに、4人がけに2人、2人がけに1人の客を座らせて、相席にしない。広いテーブルなのに、なぜ柔軟な対応をしないのか理解不能。行列を作りたいのだろうか。

昼からビールを出している。これも混雑の一因。簡単に稼げるのはわかるが、昼時ぐらい、アルコールの提供はやめたらどうか。

オーダーを取るタイミングが最悪。座って、メニューを渡してすぐに取りに来る。決まってるわけがないので「ちょっと待って下さい」と言ったが最後、今度はずーーーっと取りに来ない。こっちはメニューを閉じて、元あったところに戻していたのに。普通なら黙って待っているのだが、他に待っているお客さんがいたのでさすがに放置するわけにもいかず、店員に声をかけたら、ようやくオーダーを取りに来た。

客が出て行く時にドアを閉めずに出て行ったら放置してそのまま。確かに開けっ放しで出て行く客もいかがなものかとは思うが、僕が閉めるまで閉めないで、良く平気だな、と感心する。

ラーメンが来たとき、店員が思い出したように「チャーシューは後ほどお持ちします」と言い残して去ってから、いつまで待ってもやってこない。ようやくチャーシューが到着した時には、ラーメンはこんな状態。




これでは、別皿ではなく後皿である。

味は別にどうということもなく、接客が酷いので、二度と行くことはないだろう。

店名 門左衛門 朝霞台店
TEL 048-474-2988
住所 埼玉県朝霞市東弁財1-4-11
営業時間 月〜土/11時〜15時、17時〜25時 日祝/11時〜15時、17時〜24時

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