2014年09月17日

劇場版 零〜ゼロ〜

試写会で鑑賞。

ホラーということだったけれど、全く怖くないし、ハラハラ・ドキドキすることもないし、驚く場面もほとんどないし、もちろん考えさせられることもなければ泣けたりもしない。冒頭から音楽がもろ「サスペリア」調なので、それっぽい展開かと思ったら全然そんなことはない。というか、サスペリアの10%ほども面白くない。

一応、多重構造の謎解きになっているけれど、その謎に興味が出るような作りになっていないので、登場人物に「まだひっかかることがある」といった主旨のことを言われても「そう?俺は気にならないけど」という感じになってしまう。

ストーリーはしょうもないし、演出はグダグダだし、脚本は稚拙で「なんじゃこりゃー」レベルだが、「その立場の人がその状況でそんな発言するわけねぇだろ」とか、「引きこもっていようが何しようが、怪しいならまず部屋に踏み込めよ」とか、「イタコって、『ちょうど、いました』みたいにそうそう都合よくいないだろ、普通。俺なんかまだ一度も現物を見たことがないぞ」とか、「いくら女性の足だって、ビッコの男と同じスピードで歩くってないだろ」とか、「その建物、何で今まで誰も気づかなかったんだよ」とか、「何でそこで放置するかなぁ」とか、「お前、さっきまで溺れてたのに、今は足が水底についてるのか?」とか、「ミチはなんでそこに行ったんだよ」とか、「おいおい、カメラを貸してくれた男の子はどこに消えたのよ?」とか、3分に一回ぐらいのペースで突っ込みたくなるほどに突っ込みどころ満載なので、その目的で観るならかなり楽しめると思う。

柘榴坂の仇討ちのように、突っ込みどころすらない駄目映画に比較すればまだマシだけど、基本クソ映画なので、単純に面白い映画を観たい人には全く勧められない。TSUTAYAでレンタルするのも無駄だろう。

評価は☆零。あ、そういう意味のタイトルだったのか!

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