出典:週刊少年マガジン10月15日号「エリアの騎士」P427
最近のマガジンって、毎号のように誤植や「ら抜き」表現があるよね(笑)。ら抜きは会話と思えばスルーできなくもないけど。
#追記
折角なのでTwitterで原作者の伊賀大晃氏に@を飛ばしておいたところ、丁寧に回答していただいたので、そのまま紹介しておく。ほんとに、Twitterとはありがたい仕組みである。
樹林伸(冬を越せるキリギリス 発売中)@agitadashi@Amidalachan サッカーの場合、ホーム&アウェーで一つの『勝負』という考え方があります。だから1勝1敗でも3試合目をやらずに、二試合の得失点などで勝者を決めます。この2試合がひとつの勝負、ゆえに「一発勝負」と表現しました。何より『2発勝負』じゃダサいじゃないですか(笑)
2014/10/04 13:45:09
樹林伸(冬を越せるキリギリス 発売中)@agitadashi@Amidalachan 『ら抜き言葉』についても、僕は小説などの地の文ではなるべく避けますが、会話の中では口にする人間のキャラなども含め、自然なほうを選ぶように心がけています。女子高生が「一人じゃ帰られな〜い」というのは気持ち悪いじゃないですか。「帰れな〜い」が普通です(笑)
2014/10/04 13:47:42
前段については、個人的には「イエローカードは持ち越さない(1試合目で1枚もらっている状態で、2試合目にイエローをもらっても、一枚なら退場にならない)」とか、「1試合目と2試合目でどれだけメンバーを交代しても問題ない」とか、「ひとつの勝負」としてしまうのには納得いかないところもあるのだけれど、「一発勝負」に厳密な定義があるわけではないので、原作者が「ホーム・アンド・アウェイは2試合で1勝負である」というのなら仕方がない。
ら抜き表現は、口語が中心の漫画の場合、確かに仕方がないところもあると思う。
ついでなので書いておくと、エリアの騎士では2007年7月にこんな表現があって、これはさすがに誤植であろう(笑)。単行本で修正されたのかどうかまでは確かめていない。