2014年10月17日

豚組

六本木で夜ご飯にしようということになって、拓(寿司)とどちらにするかひとしきり悩んだのだが、同行者がまだ豚組で食べたことがないというので、「ムラがあるし、当たり外れもあるよ」と但し書きをつけつつ、食べに行ってみた。

今回注文したのは、琉香豚の超厚切り(3,600円)と、サブマリン(2週間氷温熟成された氷室豚のバラかつ、3,200円)。高く評価している成蔵(高田馬場)でも熟成肉の扱いには苦労している様子だったので、かなり不安だったのだが。デザートにはくず餅をひとつ。あとはカラフェの白ワイン。































まず、行った時間が遅かったこともあって、かなり油がくたびれていた様子。加えて、ちょっと揚げ方にもムラがあり、ところどころ衣が焦げ茶色になってしまっていた。当然、その部分を食べると苦味がある。まさか、わざとでもあるまい。とはいえ、琉香豚の厚切りは、なかなかジューシーで、旨味も十分だった。これで3,600円は、場所代も考慮すれば適度なコストパフォーマンスと言えるだろう。しかし、豚組新名物の看板を掲げたサブマリンというメニューは全くいただけない。肉の旨味がほとんど感じられず、食べていてもこれっぽっちも満足感が得られない。「旨味&ジューシー&柔らかい?」がキャッチコピーだったが、最後の「?」マークはその前の全てにかかっていると言っても過言ではない。今までの豚組メニューの中で一番のハズレだった。

ご飯は標準的、味噌汁はちょっと苦味が気になる。キャベツは美味しい。くず餅は普通に美味しかった。サービスは上々。

いくつかの難点が気になりはしたのだが、もっと早い時間に来て、琉香豚の超厚切りを注文しておけば、多分美味しく食べることができるはずだ。

ちなみに、前回は梅山豚◯、なっとく豚△という印象だった。今回は琉香豚厚切り◯、サブマリン×という評価。



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