それでも2度ほど、キャッチボールが成立しかけたので、その場面をテキストで紹介しておく。なお、動画はこちらで検証可能になっている。
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00:17:00頃
山際:実は私のところの人は余計にわけわかんなくなっちゃっているんですけど、次世代の党にいらっしゃるんですけど、身を切る改革、身を切る改革とおっしゃってるんですね。
(注釈:これが誰のことなのかは不明)
田口:次世代の党なのに?
山際:身を切る改革って、これ、維新の党でしょ。余計わけわかんないですよ。それなら維新の党からお出になれば良いんじゃないの?って話でしょ?
元木コメント:僕から見ると、河野太郎さんや小泉さんが自民にいるのが不思議。山際さんも近いと思っていたけれど、選挙になったらしりすぼみ。地盤がないからでしょうが(笑
00:37:00頃(コメントを読むまでタイムラグあり)
福田:不思議でもなんでもない。やっぱり、政党というのは帯なので、線ではないので、帯の中に入っているということで、線にするとイスラム原理主義みたいに本当に先鋭化された人、少数になっちゃう。だけど、政党っていうのは帯であって、それは帯が狭いか広いかっていうのはあるけれど、帯の上に乗っかっているという点では河野さんも小泉さんも自民党の帯の中にいると思っている。
→えっと、他党の候補に対して「次世代の党のくせに身を切る改革って言うなら、維新で出ればいいのに」と言っているから、「でも、河野さんも小泉さんも、自民党執行部とは随分隔たりがありますよね?」と言ったのに、「いや、政党は帯だから」って、じゃぁ次世代の党だって帯だろうよ、という話です。
00:37:50
元木コメント:自民と維新の違いは、大きい政府を目指すか、小さい政府を目指すかじゃないの?
山際:いや、それはそうじゃないですね。自民も小さい政府を目指してますから。
福田:同じですよ
元木コメント:さっき、「自民党も小さい政府を目指している」とか言っていたけれど、公約を読んでも見つからない。大体、財政出動している時点で大きい政府じゃないの?
→都合が悪いのでコメントは無視(笑)。アベノミクスの「機動的な財政政策」(大規模な公共投資、国土強靱化)は、どこからどう見たって、大きい政府志向じゃねぇか。
また、他党批判ではこんなことも言っている。
00:13:30頃
福田:今回、マニフェストって言ってる政党ないんでしょ?
山際:ないよね
福田:見てないからわからないけど
→見てないのに、どうしてこういうことを言えるのか良くわからない。しかも、ちゃんとあるわけです。
維新の党 マニフェスト
https://ishinnotoh.jp/activity/news/2014/11/22/283.html
民主党 マニフェスト
http://www.dpj.or.jp/global/downloads/manifesto2014_hanten.pdf
この二つを例示してリンクを張ったのに、これも無視。さらに、「「マニフェストがない」は間違いですよ。謝罪して訂正すべきでは?」と書いたらこれも無視。
このように、都合が悪いコメントはほとんどスルー。これまでの放送では放送時間を延長してまでやっていたのに、それもなしに番組を終了した。これは日の出テレビの自殺である。なお、僕が書いて無視されたコメントの主なものを書いておく。
自民党は議員数削減に後ろ向き。それと、同一労働同一賃金にも後ろ向き。(自民党と次世代、維新との違いについて)
医療改革にも自民党は後ろ向きですね。違いは結構ありますよ。(同上)
無能な議員が当選しちゃうので、議員数は削減しないと。(議員数削減について)
まず、その資料をPDF化して公開してください。(番組内で「こんなに違うんです」と見せていた資料について。番組内では資料の内容が全くわからなかった)
なんか、他党の政策批判をしているだけで、自分たちが何をやるかが全然ないんだけど。こういう選挙運動ってありなの??
あ、タイムラインは無視することにしたんですか!知らなかった!!
とはいえ、自民党も同一労働同一賃金には言及がない。 (多党が自分たちの政策について代案を出してこないという指摘に対して)
覚悟なんか全然ないじゃん(笑)。「失敗したら、選挙で落選するんです」とか先週言ってたよね。(僕たちは腹を切る覚悟です、という主旨の発言に対して)
俺たちが書いたことにひとつひとつ対案を出せ、って、ずいぶんと上から目線だな(笑)この二人は他党のマニフェストの存在すら知らなかったくせに。
自分たちで決めた約束事を自己都合で簡単に反故にする人たちです。反論する場が与えられているのに、それをする能力もありません。
神奈川8区、18区の有権者の皆さんの参考になれば幸いです。