新作、ビアマグである。釉薬は織部。
ビアマグ
釉薬:鉄織部
粘度:白
制作:12/12
削り:1/8
釉掛け:1/12
狙いは、ビールはどうしても泡の層ができる(とはいえ、この泡が全くないのはダメ)ので、泡の層が薄くなって飲みやすくなるように、というもの。そこで、上にいくほど広がっている、という形状にしてみた。紐づくりによる成形だったのだけれど、上に行く途中で紐を長く、太くして調整した。
織部は焼きあがった時に酸化皮膜ができてしまうそうで、それを取り除くためにクエン酸溶液に浸けておく必要がある。溶液から引き上げても違いは正直良くわからなかったのだが、まぁ、良いや。
実際にビールを飲んでみると、確かに泡の層は薄い。飲みやすい。これは良い。
ただし、すげぇ不安定なので(笑)、パソコンのそばでは使えない。特にキーボードのそばはヤバイ。