私事ではありますが、今日はなんでも鑑定団の収録に行ってきました。もちろん、見学者としてではなく、依頼人としてです。
一般の方はなかなか機会がないでしょうから、色々と紹介していきます。とはいうものの、各種資料は色々あるのですが、番組趣意確認書において放送前に鑑定額や品物をネットで公表してはならないことになっていますので、その制限の範囲内においての速報となります。色々と撮影してきてありますから、放送後に全部オープンにしたいと思います。
1.応募
今回は出張鑑定ということで、番組ではなく、自治体に応募しました。記載した内容はお宝にまつわるエピソードと、お宝の写真で、郵送でした。
2.ディレクターからのアクセス
番組ディレクターから、本当に出演する気があるのか、冷やかしではないのかという確認の電話がありました。以後はメール中心のやりとりで、一度直接顔を合わせての面接もありました。その際、現在の選考状態などについても教えてもらいました。
3.出演決定
ディレクターからメールでお知らせがあり、応援団の人数や、当日のお宝の運搬などについて連絡しました。集合時間は10:00で、その時点でお宝を渡し、別室で鑑定士が鑑定するとのことでした。
4.各種手続き
当日の駐車券(正確には、「鑑定依頼人関係者様 駐車券」)などが郵送されてきました。
5.当日
持参したのは、お宝、番組趣意書、受付票、印鑑、自分の写真です。集合時間に指定された場所に行くと、控え室があり、そこでディレクターと最後の打ち合わせでした。舞台上での台本のようなものはなく、アピールしたい事項をいくつか伝えておけば、あとは司会者がハンドリングしてくれるとのことでした。まっさらな評価額ボードを貰ったので、そこに本人評価額をマジックで記入しました。
#まぁ、まっさらのボードぐらいは公開してもオッケーだろう(^^;
控え室にはお弁当やお茶などが大量に用意されていて、アシスタントディレクターが何度も「手違いで余分にお弁当を頼んでしまったので、ぜひお持ち帰りください」とお願いしていました。
お宝は事前に渡すことになり、その際、収録時のみのテンポラリーな保険に加入します。
収録時間はたっぷり2時間。この間に6人のお宝を鑑定しました。今日の鑑定士は2人で、お宝は彼らの専門分野が3つずつでした。今日の司会者は子供の頃、私が似ていると言われることがあった●●●●さん(ちなみに時々言われたのは「工藤公康と●●●●を足して2で割ったような顔」です)と、顔の小さい美人のお姉さんでした。
「ここに座って下さい」と、座る位置だけは指定されましたが、それ以上は何もなし。え?これで収録が始まっちゃうの?と驚いているうちに、舞台にADが登場、拍手のやり方を観客相手にレクチャーし始めました。
#まぁ、ADの写真ぐらいは公開してもオッケーだろう(^^;
そして、それが終わると司会者が登場。打ち合わせも何もなしで開始しちゃったのにはちょっと驚きました。「どうぞー」と言われるがままに舞台に上がってしまいましたが、結果的にはつつがなく収録は終了しました。20年も継続していると、色々なノウハウが蓄積しているんでしょうね。
さて、私のお宝は秘蔵の●●●で、本人評価額●●●万円でしたが結果は●●●万円と大勝利でした。ただ、放映前には詳細を載せることができません。詳細は番組を観てご確認ください。参加者の中での優秀賞には選ばれず、惨敗したある方が受賞していました。
収録終了後は控え室に戻り、お宝を受け取って、普通に帰りました。お宝はすでに貸し金庫の中です。