以前食べて、まぁまぁかな、と思った香家、普通なら行くこともないのだが、食あたりで極度に体調不良だったため、駅から近くて辛いもの(僕は辛いものを食べると腸の働きが活性化する=食べ物が体内をスルーする)という条件にフィットするこの店を選んだ。食べたのは汁なし担々麺と麻婆豆腐。
汁なし担々麺は辛口に味付けしたペヤングみたい。汁なし担々麺にも色々あるのだろうが、たとえば神保町の辣椒漢などと比較してしまうと、良さがさっぱり見当たらない。麻婆豆腐はわざわざオーダー後に「辛いですが大丈夫ですか?」と確認されたので期待したのだけれど、辛さはそれほどでもなく、酸味ばかりが強いものだった。あまりにも酸っぱいので豆腐が腐っているのではないかと思って確認したのだが、豆腐が酸っぱいのではなかった。麻婆豆腐は、比較の対象が自宅で自分で作る麻婆豆腐で、それに比較して美味しいと感じる部分は何もなかった。まぁ、僕の自家製辣油で作る麻婆豆腐よりも美味しい麻婆豆腐をここ数年食べたことがないのだが。
こちらは同行者が注文した担々麺の「もっと」。やはり辛さが足りない。この店で食べる価値があるのは担々麺の「もっともっと」だけのようだ。
ちなみに前回の評価はこちら。
香屋 エソラ池袋店
http://buu.blog.jp/archives/51464385.html