牟田陽日さんの個展開催ということで早起きして金沢までやってきた。金沢までは順調だったのだけれど、そこから西金沢までの電車が約30分待ち。そこから電車を乗り継ごうと思ったら、またまた電車が20分待ち。これじゃぁ開店に間に合わないよ、ということで、タクシー乗り場へ。すると、今度はタクシーが全然来ない。駅前というのに10分程度タクシー待ちして、ようやく乗車。そこから車で約10分。ようやくルンパルンパへ到着である。時間は10:50ぐらい。すると、店の前に紙がはってあって、記名順に入店らしい。しかもその紙は前日の夜中からはってあって、名前を書きさえすればあとは開店直前に来れば良かったそうだ。そういうシステムなら先に連絡しておいて欲しいのだが、とりあえず5番目ぐらいに記名。程なく11:00で開店。すると今度は、入店順に無制限(笑)で購入ときた。5番目でどのくらい残っているのかなーと心配していたら、案の定ぐい呑や茶碗などで質の高いものは全て完売である。
バカにしてんのか?
まず、事前に販売方法について一切の告知がないことがおかしい。それ以上におかしいのが購入数に制限がないこと。最初の客が全部買い占めたらどうするんだよ。
ずっと前から楽しみにしていて、お金も貯めてきたのにこの仕打ちである。金沢のギャラリーは5月に来たアルトラのクソっぷりが酷かったのだが、ルンパルンパも本当にクソな店である。牟田作品は欲しいけれど、こんな店で買うのは二度と御免である。仲間内だけで楽しくやりたいなら、こっちにまで案内状とか送るなよ。片道4時間かけてやってきて、他人が良い作品を買っているのを指をくわえて見るとか、どんだけ悲しいことか理解できないのかね。わかんないんだろうなぁ。
今回ルンパルンパがやった方法は考えうる中で一番悪いやり方。これなら、ばっと全員入れちゃった方がずっと良かったし、それじゃぁ混乱するというなら抽選だって良かった。順番を決めるなら購入数に制限をつけて、それを超える数を買いたい人はもう一度並ぶようにするという手もあったはず。また、今回のように並んだ順番で早い方からいくらでも好きなだけ買って良いというやり方もありだけど、それならその旨、きちんと告知すべき。招待状だけ送っておいて、それ以外には何の告知もなく、店に来たら早い者勝ちで、しかも先に来た人に無制限に権利が付与されていて、開店前に来ていたのにめぼしい作品は全て売約済みって、お話になってないでしょ。大体、前日の夜中に名前を書いた人がいるってことは、なんらかの情報を一部だけに事前リークしたってことじゃないの?やれやれ。どんだけ不公平なのよ。そりゃぁ何十万円も買ってくれている一部のお得意様をえこひいきするのもわからなくはないけれど、こっちだって過去にこの店で10万円以上は買ってるんだし、かかった時間や費用を考えれば、手ぶらで帰らなくちゃならない道理はない。
あ、もちろん、個展に出ていた作品は高品質でしたよ。店がクソなだけで。気に入っている作家さんが何人もルンパルンパで扱われているけれど、この店では絶対に買わない。アルトラよりもこっちの方がずっとクソ。知り合いの作家さんたちには、ぜひともこの店での出品を見合わせていただきたい。あくまでも個人的な希望ですが。