ところが、様相が変わったのが21時頃である。降らないはずの雨がどしゃどしゃ降ってきて、風も強くなってきた。「絶対大丈夫」と豪語していた地元に人達も、ようやく雨戸を閉め始めた。
そのあと、雨が止むことはなく、朝の5時ぐらいには風雨は絶好調となった。こんな酷い暴風雨は、僕は経験したことがない。
翌日、周辺を散歩してみたら、れんこん畑のれんこんは全部倒れていたし、ビニールハウスはビニールがすっ飛んで骨組みだけになっていた。上部なはずの竹林も竹がへし折れていて、電柱は倒れていて、被害はなかなか甚大である。













とりあえず、熊本には台風が絶対来ないという話は、都市伝説であった。何しろ、今回の台風は朝の5時頃、熊本のど真ん中に上陸したのである。まぁ、人的被害がでなくて良かった。