玉三郎の阿古屋を観ることができるとあって、普段は上の方から観劇するのだが、今回は1階11列7番を確保。
壇浦兜軍記 阿古屋の玉三郎はさすが。胡弓を実際に弾いているところを観たのは初めてだったので、あんな感じで弾いて、あんな音がでるんだぁーと感心した。あと、脇役なんだけど、亀三郎の人形振りが凄く良くてユーモアたっぷりだった。
梅雨小袖昔八丈 髪結新三は阿古屋で集中しすぎてちょっと疲れていたので途中で寝ちゃうんじゃないかと心配だったのだけれど、長兵衛が出てきたあたりから一気に面白くなってきて、眠気との格闘は杞憂となった。
チラシを見ていてふと、男女不平等の典型例である歌舞伎が文化庁芸術祭に参加しているのって問題ないのかなぁ、と思ったのだが、女性には宝塚があるから良いのかな??