陶芸教室に通い始めて10ヶ月も経ったので、作品もかなりの数になった。通っている陶芸教室で展示会を開催するということだったので参加してみた。
カリキュラムに沿って一通り作ったので、統一感がないのだが、その辺はまだドシロウトなので仕方ないところ。
全景
◯ぐい呑みたくさん
粘土の購入が1キロ単位なので、何か作ろうと思うとどうしてもあまりが生じる。それで、もったいないお化けが登場して、ぐい呑みを作らせてしまう。おかげで、ぐい呑みがたくさんできてしまった。形として一番のお気に入りは最後の左側のもので、粘土は古信楽を使っている。全てうまくいったつもりだったのに、下絵をベンガラで描いたところ発色が悪くて失敗作になってしまった。普段は呉須を使っているのだが、この時は初めて下絵にベンガラを使ったため、ちょっと使い方に慣れていなかったのが残念。
◯どら皿
大平師匠直伝の大平焼きによるどら皿。初めての大平焼きだったのだが、時間をかけて作ったせいか、かなりできが良い。すでに個人蔵となっているのだが、今回の展示のために借りてきた。
◯花器
ピタッとはまる中ぶただけでも傑作なのだが、実は中ぶたを取ると中に鯉が描いてある。多分、誰もそこまで見ないと思うけど。
◯小皿いっぱい
上貫入の皿をまとめて作っておいて、暇を見つけては下絵を描いて焼いていたもの。猫を見る美人の絵は河鍋暁斎の作品を模写したもの。
◯茶碗
絵は小皿と同様、河鍋暁斎の絵を模写した。裏には方丈記からの一節が書いてある。書のたしなみはないので、教室の講師の森田みほさんに書いていただいた。
第9回陶芸.com展2015
10月24日〜31日 11:00〜18:00(最終日は17:00まで)
豊島区西池袋1−15−9(池袋西口から徒歩30秒)
03-5979-1891