本展の最大の特徴は写真撮影可というところ。
隣でやっているフェルメール展の水差しを持つ女だって、ニューヨークに行けば写真撮り放題なわけで、なんで撮影禁止なのかさっぱり理解不能なのだが、日本では撮影可能な展覧会はほとんどない。そうした中、撮影を許可したところがとても良い。
とはいえ、馬鹿でかい作品が並んでいるので、作品をきちんと収めようと思うならかなりの広角レンズが必要だ。でも、別に図録を作りたいわけでもないので、逆にマクロレンズで撮影してみた。
中には「なんだこりゃ?」と思ってしまう作品もあるのだけれど、
良く見ると全面ドクロだったりする。
工房で作っているというのは有名だけど、今回は指示書まで展示されていた。その内容が結構笑える。
大きさとか、質感とか、写真に収めるのは凄く難しい作品ばかり。しかも、ここ以外でこの作品を全部展示するのはかなり難しいと思うので、今のうちに観ておいた方が良い。
それにしても、ここまでやってしまうと、次が難しいだろうなぁ。
ちなみにそれほど混雑してなかった。2016年3月6日(日)まで、ロクヒルの森美術館にて。