脚本の出来が良いのですぐにストーリーに入っていける。この辺りは脚本力が異常に弱い日本映画界は参考にすべきだろう。
扱っているテーマがカトリック教会の不祥事隠蔽という仏教国(というか、無宗教国)日本にはちょっと実感しにくいものなので日本人的には地味に感じてしまうかもしれないのだが、内容はとても面白い。
映画の枠での表現なので、どうしても言葉足らずになる。だから、え?これだけの証拠で、対象事例が全部不祥事認定で良いの?と不思議に感じてしまうところもあったのだが、総じて良くできた映画だと思う。
評価は☆2つ半。