2016年05月10日

人生の約束

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いくら電話がかかってきてもずっとシカトしていたくせに、電話に出たら相手から切られた途端に突然電話の主を探し始めるあたりでクソ脚本確定。

事情も聞かずに「あれはいくらなら買い戻せるか」と質問するのもちょっとありえない。いくら金持ちでも、事情ぐらいはちゃんと調査する。

「つながる」というキーワードの登場が遅くて宙ぶらりんになる。せめて伏線ぐらい張らないと無能を晒すだけ。

粉飾決算で査察が入るくらいだから多分上場企業だと思うんだけど、その役員会で役員と思われる一人が「会社は社員みんなのものだ」って、これは笑うところ?っていうか、この映画の制作関係者は会社経営したことがない奴ばかりだろ。

鏡のガラスが汚れているのかと思ったらピントを外すという意図的かつ意味不明な演出に失笑。監督もアホなの?

「どこにいるの」「当ててください」って電話の会話、本当にやばすぎるぞ、この脚本家。

素敵な二人の写真は一体誰が撮ったんだ(笑)?

会社の一大事に社長がホテルの一室に逃げ込んで何をするのかと思ったら、亡き友への手紙執筆って(笑)。

なんか、富山の水産課からお金でも出てるのかな?

亡き友への手紙かと思ったら、匿名掲示板に流す怪文書だった。

主役(社長)がダイコン。ヒロイン(秘書)もダイコン。

役員(多分)が社長に隠れて粉飾していたことを知っていた沢井がなぜか会社に残る不思議。

ワンマン社長だったくせに解任されても引き継ぎすらせずに富山にいる元社長。突然の解任という感じが全くない。

秘密の場所が犬にほじくり返されそうで他人事ながら心配になる。後日、鑑定団新湊大会で「犬がほじくりだしました。なんだかわからないので、鑑定よろしくお願いします」みたいな。

北野武が無駄遣いされていて驚く。こんな作品に出たことを恥ずかしく思わないのだろうか。

途中から祭りの宣伝動画になってしまった。これはあれか、文化庁の補助金が出ている毒入り映画か?と疑問に思ってしまう。あるいは富山大好きな人が製作者に含まれているのか。

脚本吉本昌弘。って、誰だこれ?本当に、日本の映画界の脚本家って層が薄いよなぁ。

監督石橋冠。って、誰だこれ?もう二度と監督やらなくて良いと思う。

評価はもちろん☆ゼロ。誰がこんな映画を観に行くんだろう?あ、僕みたいなクソ映画ウォッチャー達か。

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