2016年07月04日

ワシントンDCの独立記念日花火大会2016

米国は独立記念日だったので、街は星条旗をモチーフにした仮装をした人で溢れていた。そして、夜は花火大会。20分ほどの短時間の花火だけど、リンカーン記念館とワシントン記念塔の間にはものすごい人が集まって大賑わいという噂を聞いていたので、野次馬的にはこれは参加しなくては、ということで、テロにびくびくしながら行ってみた。

今日は祝日ということもあって、ワシントンの街中は店の半分以上がお休み。仕方なくナショナルギャラリーに行ってみると、日本に貸し出されていたフェルメールが戻ってきていて、じゃぁ、この絵を3時間ぐらい見ておくか、と思っていたら、普段より1時間も早く閉館ということで追い出されてしまった。やることもないので、花火の会場へ。

途中、かなり厳重な持ち物検査があって、僕の和傘はいつもどおり「これはなんだ」と質問されるわけだ。「これはJapanese traditional umbrellaである」と傘を開くと、「Great!」との返答に続いて、「何に使うんだ」と意味不明のことを聞いてくるので、「雨を避けるんだよ」と教えてあげた。

ともあれ、ダッカであんなことがあった直後だし、警備が厳重なことはありがたい。

花火は9時からなので、まだ3時間もある。おまけに、時々強めの小雨が降る状態である。凄い人出ときいていたので竹下通りみたいな立錐の余地もない状態を想像していたのだけれど、そこは米国。日本人みたいな人口密度にはならないようだ。

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ゲームをしたり、音だけ聴こえてくるコンサートの音楽を聴いたり、人間観察をしたりしているうちに9時前になった。9時といっても、こちらはサマータイムだし、まだ明るさが残っている。

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と、特に前触れもなく花火開始。ところが、悪天候なこともあって、上空はかなりガスっている。花火は半分ぐらいしか見えない。でも、細かいことは良いんだよ、というお国柄なのか、バンバン凄い勢いで花火が打ち上がる。最初のうちは写真を撮っていたのだけれど、ガスの中で花火が破裂するので、露光過剰になってまともな写真が撮れない。そこで、後半はiPhoneによる動画撮影に切り替えた。以下、動画でお楽しみください。







上空高く打ち上げられた花火は頭上から降ってくるようだし、ラスト20秒ぐらいは銃弾の雨あられかと思うようなありさま。こういう体験はなかなかできない。

来年は折りたたみ椅子を持ってくることにしよう。

ちなみに帰り道は地下鉄を避けてバスで帰宅。予想どおり空いていて、座って家に帰ることができた。

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