昨日は夜遅くまでかなり飲んだのだけれど、今日は朝からテニスの修行。4時間ほどの修行を終えて、いつも通りフォーを食べて、夕方から焼き鳥パーティ。説明すると長くなるので手短に言えば、テニスのコーチが焼き鳥パーティに招いてくれた、って感じ。
手ぶらでいくのもなんなので、ピザを2枚焼いて持って行った。
全部で10人ぐらい集まったのかな?バルコニーにおいたバーベキューセットで鶏、豚、野菜などを焼いて食べるという形式。自宅でバーベキューパーティができてしまうのが米国の良いところである。今、家族が日本に行っているそうで、柴犬のこうちゃんと二人暮らしらしい。
肉はこんな感じ。
こうちゃんは肉が大好き。
人間も肉が大好き。
コーチは大学院時代にこちらに来て、そのまま居ついてしまったそうだ。語学留学で来て居ついてしまったとか、そういうパターンは時々耳にする。コーチの話ももちろん興味深かったのだが、一番面白かったのは島津からこっちに来ている人の話だった。彼は妻子がいるんだけれど、なぜか米国に単身赴任している。「どうして?」聞いてみたら、彼がこっちに来ているのは「武者修行」という制度を利用してとのこと。ネーミングも凄いけれど、内容も凄くて、修行だから家族を連れてなどもってのほからしい(笑)。ストイックに仕事だけやっていろ、と。
僕はこういう性格だから正直「馬鹿な会社だなぁ」と思ったけれど、それでも社費留学させてくれるだけマシなのかもしれない。
島津といえば、田中さんがノーベル賞を獲ったのはちょうど僕が経産省のバイオ課にいたときで、当時の課長が「文科省よりも先に挨拶に行く」と急遽出張の準備を始めて、我々課長補佐以下課員全員(太鼓持ちの総括補佐は除く)で「馬鹿すぎる」と酒の肴にしたのが記憶に新しい。
閑話休題。で、会社の近いところにそういう人がいるならもうちょっと世界標準を理解していても良さそうなのに、と思った。米国人からしたら、「クレイジー」だと思うよ。日本人でも、人によっては「え?」って思うもん。それが原因で離婚になったらどうすんだよ。
勉強のために海外に出すのはとても良いことだと思う。限られた予算の中で一人でも多く修行に出したいという気持ちもわからないではない。だけど、家族だって仕事と同様に大事でしょう?それなら、どうにかして家族で修行に出られるように工夫すべきなんじゃないかなぁ。
株買って、株主総会で問い詰めてみようかな?いや、面倒だから、いっか(笑)。
結局、1時ぐらいまで飲んでしまった。