2016年08月11日

サッカー日本代表、五輪で惨敗

日本は内村の大逆転と柔道男女の金メダルで沸いているのかもしれないが、男子サッカーの惨敗っぷりはちゃんと報道されているのだろうか。

今回の五輪サッカーはグループリーグの最終戦こそ勝利したものの、その前の2試合でひどい試合をしてしまい、当然のように決勝トーナメントに進むことができなかった。一昔前は「五輪世代までは世界レベル」と言われた日本だが、A代表が力を落としているスピード以上のスピードで劣化している感じがする。それでも次につながる何かがあれば良いのだが、そういったものも感じられない。

五輪前にどこかで書いたのだが、最悪なのはオーバーエイジの選考である。ここは監督ではなく、サッカー協会の責任が大きいのだろう。香川、本田、長友をクビに輪っかをつけてでも連れて行けとは言えないが、キーパー、ディフェンダー、ゲームメーカーあたりで、もうちょっとまともな選手を連れて行くことができなかったのか。ここでいう「もうちょっとまとも」とは、J1で上位につけているチームのレギュラークラス、ぐらいの意味である。

五輪は予選と本選で選手登録のルールが異なっているので、予選の延長線上に本選があると考えてしまうのは間違いだ。ところが、なぜかサッカー協会は同じように捉えていて、オーバーエイジはおまけ程度に考えているようにしか見えない。

もちろん、協会も監督も、「香川や本田を連れて行けたら良いな」とは思っていただろうが、協会はそれをきちんと後押しする必要があったはずだし、仮にそれが難しかったとしても、プランBはもうちょっとまともな案があって良かった。それが実現できなかったのは、協会の努力不足と言わざるを得ない。「日本サッカーは、五輪に対してはその程度」ということならそれはそれで構わないのだが、それならもうちょっと予選の扱いを控えたらどうなのか。予選は盛り上げるだけ盛り上げておいて、本番は良い加減、というのは理解に苦しむ。

競技によって、参加するだけでも価値があるもの、メダルを取らないと意味がないもの、金メダル以外は所詮「以下同文」と様々なレベルがあるのだが、サッカーについては、少なくともトーナメントに進むぐらいは最低限の成果だったはずである。

この記事へのトラックバックURL