2016年10月12日

物価さえ上昇すれば良い、という思考

経済学者って、面白いなぁ。以下、日経新聞から引用。

出典:消費 統計に現れぬ実態
賃上げ不十分で防衛意識 東京大学大学院教授 渡辺努氏
http://www.nikkei.com/article/DGXKZO08284710S6A011C1NNS000/

アベノミクスの異次元緩和でもたらされたもので、何もしなければすぐにでも崩れやすい。


そうですね。

賃金が思ったほど増えず、消費者は値上げに悲鳴を上げたのだ。


そうですね。

商品が同質化し、価格競争に陥っている。


わかっていらっしゃる。商品の質が向上しないから、消費者は必要以上のお金を出さないのです。

これまで購入していた商品が安い時にタイミングよく買っていて


僕も、ユニクロでは割引商品しか買いません。

消費が不振な背景には賃上げが不十分なことがある。


そうですね。

政府・日銀は賃上げにもっと関与すべきだ。さらに政府がコントロールできる国立大学授業料や公共料金などサービス料金を引き上げ、物価上昇への本気度を示すことが必要だ。


は?収入が増えないのに生活に必要不可欠な公共料金が上がったら、民間企業の商品の売り上げが落ちて、給料は上がらなくなりますよ。公務員以外の生活は苦しくなるばかりで、デフレに拍車がかかりそうです。

あなたは、物価さえ上昇すれば、国民の生活はどうなっても良いのでしょうか?それで景気は良くなるんですか?

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