台湾出身のジャスティン・リン監督によるスター・トレック最新作。ワイルド・スピードの監督ということだったのでかなり心配したのだけれど、冒頭の40分のシークエンスから素晴らしい出来で、息もつかせぬ展開とはこのこと。シリーズものの最大のメリットである状況説明が不要という状況もあって、映像に無駄がない。スタートレックファンだと本作のエンタープライズ号は納得がいかないのかも知れないけれど、僕はそれほどのこだわりがないので問題ない。J・J・エイブラムスのイントゥ・ダークネスよりは人物描写に弱さがある気がしたけれど、楽しさは十分で満足できた。
これで三部作終了しちゃうのかな?ちょっともったいない。評価は☆2つ半。