2016年11月10日

嫌な女

黒木瞳って映画撮るんだ。てか、これが監督第一作か。

女性監督っぽい作りで、普通に面白い。この、女性監督っぽいって、なかなか説明が難しいんだけど、タナダユキさんとか、西川美和みたいな雰囲気。女性の気分屋なところをデフォルメするのがうまいのかな?ただ、慣れていないからなのか、アングルとかカット割りのテクニックはほとんど感じられなかった。女優さんの使い方は上手なので、もうちょっと勉強したら良い監督になるかもしれない。

びっくりするような展開もそれほどないのだけれど、配置した伏線は丁寧に回収されて行くので、観終わって消化不良なところがない。

主役の二人の演技も安定している。まぁ、良い役者さんだから当たり前といえば当たり前なのだが。

評価は☆2つ。

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