米国ではなかなか陶芸教室に通うことができないでいるので、日本にいる間だけでも陶芸ドットコムへ通うことにした。
DCで友達になった人たちは主に米国以外からやってきた人たちで、彼らは日本人にしても、他国の人にしても、米国滞在が2年程度の人が多い。もうすでに任期を終えて帰国した人も数名いるくらいで、今後もコンスタントにさようならする人が発生する。ということで、彼らが帰国する際に渡す記念品を作っておくことにした。あまりに大きな割れ物を渡すのもどうかと思うので、中くらいの大きさの絵皿にすることにした。今回は三回しか通えないので、全部の工程を終了するのは無理。ということで、素焼きまで終わらせることにした。僕の場合、下絵を描くためのキャンバス作りみたいなものなので、生土に白化粧を施した状態で素焼きに出す必要があって、普通よりもちょっとリスクがある。生の土に化粧すると、化粧の水分が生土に浸透してしまい、これの具合によってヒビが入ってしまうことがあるのだ。
なので、そのリスクを負うのが嫌なら、先に素焼きして、それから白化粧してもう一度焼くという手もある。だけど、僕はその手順で作った皿の質感があまり好きではない。生化粧が好みなのだ。ということで、今回は皿を8枚、余った土で平皿を5枚作っておいた。
続きは、2月である。それまでに何を描くかを決めておくことにした。