2016年12月28日

Ren’s Ramen再訪

すでに一回行っているのだけれど、

Ren’s Ramen
http://buu.blog.jp/archives/51530590.html

このあたりに住んでいる自称グルメの日本人数名から「大鍋家より美味しくないはずがない。もう一度食べてみてくれ」と言われたので再訪してみた。前回食べたのは味噌だったので、今回は醤油を注文。札幌から会社の経理担当部長がDCに来ていたのだが、彼は塩を注文した。






麺は相変わらず安定していたのだが、スープがいただけない。添加物系の雑味があって、それは多分業務用おろしニンニクに含まれている安定剤に起因していると思う。残念ながら厨房を覗くことができないので、確認することはできなかったのだが、他には要因が思い浮かばない。米国人の味覚はかなり鈍感で、甘みも塩気も、かなり濃い味付けじゃないとピンと来ないようなので、こういう添加物の味も気にならないのかもしれない。しかし、日本人の味覚は誤魔化せない。

また、前回は美味しく感じたチャーシューも、今回は印象が悪かった。前回はたまたままともな部位に当たったのかもしれない。

今回の醤油だと、多少甘く採点しても5/ABC。この店のすぐそばにはナバタイというとても良いタイ・レストラン(多分、DCでベスト)があるので、もう行くこともないだろう。

Ren’s Ramen
11403 Amherst Ave
Wheaton, MD 20902
(301) 693-0806

この記事へのトラックバックURL

この記事へのコメント
はじめまして。バージニアにすむ一主婦です。元木さんのblogを海外リンクで拝見して、こちらに着きました。私もレンズラーメンは、何かおかしい、と思っていました。強力に勧める知人に連れていってもらって、食べ、その時はおいしいと思ったのですが、帰宅して爆睡でした。添加物のため(おそらくMSG?)と思います。中家系のお店でも割りと添加物盛り沢山って、ありますよね。我が家からはモザイクの陣屋が一番近いので、一人でフラッと行くのですが、ここは地下鉄でも行けますので(オレンジラインの、ダンローリン駅)是非評価をおねがいいたします。この店は、入ると、大人数の人には、""いらっしゃーい!!""と従業員が叫ぶのですが、一人だと言ってくれません。そういうところも、公平でなくて、いまいちなんですけどね。
 アライバルの映画、私も去年見ました。夫と、成人した息子と見に行ったのですが(夫はアメリカ人)よくわからなくて、終わったあとに子供に説明してもらいました。夫は、最後までストーリーを誤解しているようでした。なので、英語力の問題と言うよりは、映画自体の作りに問題があるのではないかとも思いました。
映画では、サイレンスは見ましたか?これも敬虔なクリスチャンである夫とは、言い争うことになりました。私としては、原作に忠実であるし、日本人の持つ宗教感を表していると思って、共感できました。それでも夫は遠藤周作は気に入っていました。海と毒薬も、読みましたし。
 と、つらつらと下記並べましたが、この辺で失礼いたします。また、興味深いご意見を、楽しみにしています。
Posted by 緑の指 at 2017年02月11日 04:26
こんにちは。この店、なぜか強力に勧める人が多いんですよね。大学閥とか、何か目に見えない繋がりがあるのかもしれません。味について言えば、化学調味料の有無は僕にはわかりません。化学調味料は、必要なうまみ成分を生分解によって人工的に合成、濃縮したものなので、もともとスープに含まれている成分を過剰に添加していることになります。使っているかもしれないし、使っていないかもしれないです。常識的に言えば、使っているでしょうが。一方で、この店のスープから感じられるのは、もっと筋の悪い添加物で、本来必要のない味です。酢酸、クエン酸といった物質がおろしにんにくのPH安定剤として利用されることが多いのですが、その種類の雑味が感じられます。

陣屋は全米各地に多店舗展開している店ですが、まだどこも行ったことがないので、今度オレンジラインに乗るときに訪問してみます。

Arrivalは、最近HBOで放送している「シックスセンス」と同じく、観客をミスリードしていく作品なので、ある程度注意深く観ておく必要がありますね。脚本が見事な原作ものなので、アカデミー賞の脚色賞(原作のある作品の脚本にあたえられる賞です)の有力候補だと思っています。サイレンスは観てないです。来週日本に行くので、日本で観る予定です。
Posted by 元木 at 2017年02月13日 14:23