2017年01月08日

Haikan

先日、アーリントンでの飲み会でDCネイティブの外人に教えてもらった店。中華街のDaikayaのグループ店らしい。注文したのは新しいメニューと書いてあったスパイシー醤油、チャーシュートッピング。


麺はDaikayaに似た中位の太さの縮れ麺。取り扱いに問題は見当たらず、なかなかの良品。

スープはモヤシや豚の挽肉をラードで炒めて、そこに豚ベースと思われるスープを加え、醤油味の返しを加えて、ちょっとピリ辛に仕上げたもの。味は上手に整えてあるが、麺を食べさせるためのスープとしてはやや塩分が不足しているのが惜しい。日本でもこういったスープ単体では美味しいのに、麺を食べさせるものとしては弱いスープは良く見かけるのだが、野菜を脂で炒めてベーススープにする店では特に注意が必要だ。脂で味がぼけやすいので、ややしょっぱめに仕上げないと、麺に味が乗ってこない。

チャーシューは、肉質がそれほど良いとも思えず、またスパイスで強めに風味づけしているのが失敗。スープが薄味なのに、どうしてチャーシューは濃いめの味付けにするのか、ちょっと理解できない。

ややバランスを損なっているものの、全体としては悪くない。いつも大行列のDaikayaを避けるなら、十分にプランBの候補になるだろう。評価は5/ABC。DC全体では今の所、上から3番目。

なお、こちらは塩ラーメン。


醤油同様、ちょっと脂で味がぼけているのが惜しい。評価点は同じ。

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