2017年04月20日

Jinya Ramen Bar

DC界隈で最後まで食べることができずにいたのがこの店である。日本人だけでなく、米国人からも「Jinyaの味はどう思うか?」と聞かれることがあったので、行きたいのは山々だったのだが、何しろ車がないと行きづらい場所にある上に、ヴァージニアなので、メリーランド在住の僕にはかなりハードルが高かったのである。おかげで、一番最後にこの店に行くことになってしまった。

全米各地に10店舗以上を構えるチェーン店で、西海岸にもすでに数店あるのだが、なぜかニューヨークはまだである。まもなくDCにもう1店舗開店するようだ。

メニューはこんな感じ。


















店のお兄さんは「腹が減っているならCha Cha Chaがオススメだよ」と言っていたので、僕はこれを注文。同行者がSpicy Chikenを注文した。

さて、待つこと約10分。テーブルに持って来てくれたのは割と普通の見た目の背脂ラーメンである。



麺はやや太めの縮れ麺で、噛むとプチっと切れるような、北海道のゴム麺タイプである。この手の麺は調理が簡単なので、米国展開には良い選択だと思う。スープの絡みも良好で、麺方の腕は良さそうだ。

スープは豚骨ベースのしょうゆ味で、にんにくが効いている。味が上手に調整されていて、これなら東京で食べてもそこそこ満足できそうな味である。

チャーシューはなかなか美味しくて、スープとのバランスも良く考えられている。

ここまでのクオリティの東京とんこつラーメンを米国で食べることができるとは思わなかった。

一方で、Spicy Chikenはこんな感じである。



メニューには細麺で提供と書かれていたのだが、実際、かなり細めの麺だった。こちらはCha Cha Chaと同じ店で提供されているのが信じられないようなゆるゆるの麺で、全くいただけない。スープは三段階ある辛さレベルの中間だったけれど、普通に辛くて美味しかった。僕としてはHot指定で一度食べてみたいのだが、この麺でなければダメというなら、注文することはないだろう。

Cha Cha Chaだと9/AAB、Spicy Chikenだと3/CABといった評価である。



これでDCエリアのラーメン店はほぼ全店制覇したのだが、Daikayaの北海道醤油、Tokiの熊本とんこつ、そしてJinyaの東京とんこつがトップ3と結論できそうだ。それぞれ全くタイプが違うのもありがたい。

Jinya Ramen Bar
2911 District Ave
Ste 140
Fairfax, VA 22031
Phone number (703) 992-7656

この記事へのトラックバックURL