昨日、テニスを観戦しに近所の運動公園へ出かけた。目的の試合は第4試合で、まだ第2試合だったので、適当にネットサーフして過ごそうと思っていたらiPhoneが壊れた。意味不明の文字が表示され、すぐにブラックアウト。以後、何をやっても起動しない。
iPadも常時持ち歩いているので、iPadでiPhone6のトラブルシューティングを読んでみると、電源ボタンとホームボタンの同時押しを試してみるよう指示があったので試行してみたが、変化はない。ここで一旦諦めた。
帰宅後、充電コードに接続して、オーバーナイトで充電してから同じことをテストしてみたのだが、残念ながら変化はない。そこで、朝一で近所のアップル・ストアへでかけた。
日本と違って、米国にはあちこちにアップル・ストアが存在する。
アップルストアのカウンターで症状を説明すると、「1時間待ってくれ。色々チェック・確認してみる」と言われ、アップルのIDと身分証明書を提示させられた。
1時間、近所のスタバで時間をつぶして、アップル・ストアへ再訪すると、さっきとは別の担当者がやってきて、「ダメだった。水没や不正な改造も行なっていない。アップル・ケアの期間中なので、無償で新品に交換する」と説明してくれた。
おかげで、もともとは日本産の、シャッター音が消せないガラパゴス仕様のiPhoneから、世界標準のiPhoneへと無料で交換してもらえた。
ここで重要なのは、僕のiPhoneのアップル・ケアが今年の11月で期限切れだったということである。
悪名高い「ソニー・タイマー」内蔵のソニー製品とは、ここが違う。つまりソニーとアップルの違いは、保証期間が終了するとすぐに壊れるソニーと、保証期間が終了する前に壊れるアップル、と表現できる。一般論としては工業製品は丈夫であるに越したことはない。しかし、どうせ壊れるなら、保証期間内に壊れてくれた方がずっとありがたい。その点、ぎりぎりで壊れるアップル製品には好感を禁じ得ない。
#なお、個人の印象です。
#サンプル数はN=1です。
#入ってて良かった、アップル・ケア(ステマでない)。