2017年08月01日

久しぶりに版画のカバーが外された件

我が家の壁には今のところちょうど30枚の版画が飾られている。他に油絵が2枚、切り絵が1枚、ペンで描いた絵が2枚、ポスターが3枚飾ってあるのだけれど、このうち、版画はほぼ全て黒いビニールのカバーがかけてある。これは日光や電球に含まれる紫外線によって版画が劣化するのを避けるためである。僕はいつもそのカバーをめくって、版画を楽しんでいるのだけれど、このカバーを外す時があって、家にお客さんが来る時である。

今日は、こっちにきて最初にできた友達で、韓国人の許さん一家が遊びに来た。彼らは、今週末で韓国に帰国する。先週は許さんの家でパーティをやったのだが、今週はうちでパーティをやった。これは版画を自慢するまたとない機会なので(笑)、当然のように全てのカバーを取り去った。

版画といっても、そんじょそこらの作品ではない。ほとんどが河鍋暁斎、川瀬巴水、吉田博、土屋光逸、伊藤仁三郎、小原古邨、河野薫といった名作家の作品である。







ほんの数時間だったけれど、コレクションを満喫することができた。