男子シングルス決勝はアレクサンダー・ズベレフ対ケビン・アンダーソン。前日の試合を観た限りではズベレフに死角なし、という感じで、アンダーソンがどこまで食い下がるかに注目だった。
始まってみれば、予想通り、ズベレフペース。ともかく全てのショットが安定している。二階席からの観戦だったので球のキレなどはわからなかったのだが、常にアンダーソンが押されているので、厳しい球がほとんどだったのだろう。
錦織戦と同じく、全くブレイクされる予感のない試合で、あっという間にマッチポイントになってしまった。
そして、優勝の瞬間。
わずか69分の圧勝劇だった。これは強い。全米オープンでも活躍が期待される。
表彰式でも、終始にこやかで、ファンも増えそうだ。