2017年08月22日

Chaplin’s

ワシントンDCのラーメン本を書くにあたっての取材もそろそろ最終盤である。「これで終わりかな」と思うといつも「こっちもうまいから食べてみてくれ」と言われ続けてそろそろ半年になるのだが、さすがに残りもわずかである。今日は、チャップリンという店に来てみた。




まず食べてみたのは店の名前を冠したチャップリンというメニュー。




麺はやや細めの縮れ麺。麺が塊になっていて麺茹で担当者のレベルは低い。それだけでなく、茹ですぎでコシがないのも残念。スープの絡みも今ひとつ。




スープはダシが取り切れたおらず、塩気が強調されている。まずくはないが、美味しくもない。

チャーシューはまずい。米国は麺もスープもダメという店でも、チャーシューだけはまともなことがあるのだが、この店の場合は全てダメ。

0/CCCで、標準レベルにも到達できていない。

続いて、担々麺を食べてみた。

豚骨ベースのスープを芝麻醤などで味付けした辛味噌ラーメン。米国では味噌も醤油も塩もダメでも、担々麺だけはそこそこ食べることができる店が多いのだが、この店は担々麺もイマイチ。スープが薄味で、麺を食べさせるだけの味がない。

麺はチャップリン同様、茹ですぎで柔らかく、食べていて満足感がない。

チャーシューはトッピングされていないので無評価。点数は1/CC-である。

実は、米国で暮らし始める前は、どうせこの程度の店しかないだろうとタカをくくっていた。だから、レベルの低さに驚くことはない。ただ、実際にはワシントンDC界隈でもちゃんと美味しいラーメンを食べることができるので、この程度のラーメンでは二度と来る気にならない。

Chaplin’s
1501 9th St NW
Washington, DC 20001
202-644-8806