2017年10月08日

Bantam King

NYとDCを中心にしたラーメンの本を出そうとすると、必ずどこかから「ここはどうだ」と食べてない店を紹介される。紹介されたら食べないわけにいかない。でも、毎日ラーメンを食べるのは真っ平御免である。そういう理由で、いつまで経っても出版できないでいる。今日も、知人から「ここはどうだ」と言われたので、食べに来てみた。

店は比較的わかりやすく、一番簡単に言えば「大鍋家の裏」である。本当にすぐそば。



店のトレードマークは鶏らしい。



メニューはこんな感じ。



って、こちらはサイドメニューだった。

店内はこう。



米国でもなく、日本でもなく、なんか、タイの飲み屋みたいだ。店の中ではTシャツも売っている。これがなかなかかわいい。ラーメンが美味しかったら、買って帰ろう。



食べたのは醤油とスパイシー味噌。






評価:4/BB-

コメント:麺は細めの縮れ麺。細いこともあるだろうが、多分茹ですぎ。食べ始めからコシが足りない。スープの絡みは良好。

スープは鶏ベース。醤油だとやや味が足りないが、決して悪くない。スパイシー味噌だと味噌と辛味が主張しすぎる。大抵の店はスパイシー味噌の方がレベルが高いのだが、この店は醤油の方が美味しい。

チャーシューはなくて蒸し鶏がトッピングされていたので、評価はなし。

北海道の観光客向けのラーメンみたいにコーンがトッピングされているのだが、これは邪魔。美味しくもないし、ラーメンに良い影響を及ぼすわけでもない。どうしてこんなものをトッピングするのか、理解に苦しむ。

大通りに出て、大鍋家の前に行ったら、こちらは外まで大行列の繁盛っぷり。



Bantam Kingはガラガラ。日本人的には当然だけど、米国人にもこの違いがわかるのかな。ちょっと見直した。Tシャツは買うのを辞めておいた。

Bantam King
501 G St NW
Washington, DC 20001
(202) 733-2612