DCにもJINYAができたので、食べに行ってきた。店内はなかなかおしゃれな作り。
メニューはこんな感じ。
まずは定番のチャ・チャ・チャを試してみた。
麺はかなり太めで弱くよりが入ったタイプ。しっかりとした腰があって、良質。
スープはとんこつベースのしょうゆ味。米国で食べるとんこつスープとしてはかなり濃厚で、味は東京とんこつや二郎タイプに近い。スープが濃厚な割にはちょっと味が薄いのがマイナスポイントだが、豆板醤で調整すれば問題ないだろう。ただ、できれば一味唐辛子があると良かった。ラーメンには少量の唐辛子が振り掛けられているので、オーダーすれば持ってきてくれるかもしれない。
チャーシューは美味しい。肉が安い米国なので、チャーシューぐらいはどこでも美味しいものが食べられそうなものだが、実際はそうでもない。これは、牛肉に比べて豚肉が高価だからかもしれないのだが、ともあれ、そんな状況にあっては美味しいチャーシューが食べることができるのは大きなメリットである。
続いて、期間限定の唐揚げラーメンを食べてみた。
こちらのスープは濃厚な鶏ガラスープ。鶏独特の臭みがあるのだが、それが気にならなければなかなかうまく仕上げていると思う。若干辛口に仕上げてあるのも良い工夫である。
麺は細かく縮れた細麺。ほとんど死角が見当たらないこの店だが、唯一と言っても良いくらいの弱点がこの細麺である。茹ですぎで、腰が足りない。調理が難しいのは良くわかるのだが、ここは無理に冒険せず、無難に中ぐらいか、太めの麺で勝負した方が良いと思う。
チャーシューの代わりに鶏の唐揚げがトッピングされているのだが、この唐揚げもちゃんと美味しい。また、味付け卵も良くできていて素晴らしい。
この店はヴァージニア店もレベルが高い。元々は西海岸に進出した店のようで、東はまだ手薄らしいが、クオリティコントロールがしっかりしているので、どこに出してもそれなりに稼ぐだろう。
JINYA RAMEN BAR
1336 14th St NW
Washington, DC 20005
(202) 588-8560