2017年12月05日

探偵はBARにいる3

この手の「最後の事件」が最後だった試しはほとんどない。映画公開前には最後の事件云々カンヌン書かれていたけれど、公開後は消えちゃった(苦笑)。

このシリーズ、第一弾はなかなか面白かったのだが、第二弾は大幅にパワーダウン。これは、設定の面白さに拠っていた部分が大きかったからで、その面白さだけで続編を楽しませるのは厳しい。それは第三弾でも同じ。面白かった設定はマンネリして、新しいところがない。良い味を出していた松田龍平は存在感が希薄。これは北川景子の登場場面が増えたことによって必然的に減少せざるを得なかったのかもしれない。でも、もったいない。

ストーリーにも大きなひねりはなく、良くある展開。何よりいただけないのは、謎がでてきて、その謎が解けて、また次の謎が、というパターンの連続だということ。順番に行くべき場所を教えてくれるロールプレイングゲームみたいで、ストーリーに深さがない。これは脚本力の低さゆえだろう。そして、「いつか出所したら」などという意味不明のセリフまである。ネタバレになるから書けないが、過去の判例を知っていれば、このセリフは不自然極まりない。

全体的にお子様向けの内容で、きちんと頭を使いたいタイプの映画ファンにはお勧めできない。

評価は☆1つ。