新作の角皿ができあがりました。
ベースは尾形乾山風の角皿で、白土で成形して素焼きしたのち、白化粧をしてもう一度焼いてあります。そのあと、黒呉須で龍を書いているのですが、龍は河鍋暁斎の写しです。龍の下絵を鉛筆で描いたあと、それをなぞるようにして呉須で描きます。これだと線に勢いがなくなるので、この呉須の絵を水を十分に含ませただみ筆でなぞるようにして、ぼかします。これは琳派の画家が良く使うたらしこみを練習しているうちに思いついた自己流です。ぼけたところで、再び黒呉須で一気に描き上げます。これで、下絵をなぞったのとは違う、勢いのある線が生まれると思っています。
現品限り、5万円です。欲しい方がいたら、メールなり、ツイッターなり、ここへのコメントなりで僕までアクセスしてください。よろしくお願いいたします。