2018年05月26日

Solo: A Star Wars Story(ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー)

本日公開ということで、さっそく観てきた。とはいえ日本公開はまだ先のようなので、ネタバレを避けてぼんやりレビューしておく。

映画そのもののできは悪くないと思う。ただ、スターウォーズの一部としては少々物足りない。確かにスターウォーズの世界観は表現できているし、ソロやカルリシアンのちょっとした癖なども取り入れていた。細かいところは良いと思うのだが、大枠の部分で、どうもスターウォーズらしさがない。原因はフォースを使う登場人物がほとんど出てこないとか(でも、それはローグ・ワンも同じ)、ソロがハリソン・フォードよりはデカプリオに印象が近いとか、宇宙のシーンが少ないとか、色々考えられるのだが、壮大なスケール感に欠けているからかもしれない。冒頭の30分はスターウォーズというよりは「AKIRA」みたいな雰囲気。ローグ・ワンに比較するとちょっとこじんまりとした映画だった。あと、冒頭の説明で登場したHyper Fuelという物質の設定もちょっと安直なような。

#でも、ザ・フォース・アウェイクンズで太陽エネルギーを吸収していたのよりはトンデモじゃないかな?

真ん中辺で登場したシークエンスはそのままディズニーランドのライドで採用されそうな場面だった。意識しているんだろうなぁ。

ミレニアム・ファルコンは初期型で、エピソード4で登場する形状とはちょっと違っていた。これでレゴ社はまた一儲けできるはずだ。

観る前はエピソード3とエピソード4の間ぐらいの設定と聞いていたのだが、もしかしてエピソード1と同時並行?と思うシーンもあった。でも、タイ・ファイターはエピソード1よりずっと後期の型だったようなので、ちょっと謎が残った。良く考えてみると、あの下半身も・・・・って、これ、興行成績次第ではシリーズ化するのかな??

評価は☆1つ半。