2018年09月26日

浅尾拓也、引退

浅尾の引退が報じられた。

引退の浅尾「悔いはない」=29日に最終登板―プロ野球・中日
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180926-00000106-jij-spo

残念だが仕方ない。浅尾の勇姿は、ドラゴンズファンの中に残って、消えることはない。怪我で速球を投げられなくなった投手は中日だけに限っても何人もいるが、これほどまでに愛された選手は中日では他にいないかもしれない。

2011年の79試合、87回1/3イニング登板、7勝2敗10S、防御率0.41、45ホールド、52ホールドポイント、WHIP0.82、被本塁打0という記録は、中継ぎならではの色々な条件がついていて、そのままで過去の名選手たちとの比較は難しいのだが、おそらく今後、どんな中継ぎ投手にも破られることはないだろう。

2009年から2011年にかけての酷使を批判されることも多いが、こればっかりはどうしようもない。あの起用法があったからこその記録であり、記憶である。そして、優勝とMVPがあった。

今後は、中日ドラゴンズと、そのファンが、浅尾の将来を全力でサポートするしかない。