2019年06月21日

67歳になって絶倫男の話

危ない話なので詳細は書けないのだが、凄い医者の話を本人から聞いた。

彼は診療所を経営する医者なのだが、医師としてだけでなく、男としても現役真っ最中。奥さんとの間に3男1女(4男かも?)の子供がいるのだが、今もまだデリヘル通いがやめられないらしい。先日、召使い(製薬各社のMR諸氏)を引き連れての飲み会に同行させてもらったのだが、その場での会話の半分以上はデリヘル嬢の話である。ちょうど、同行MR氏の一人に同じ店の常連がいるとわかってからは、どのラブホが使い心地が良いとか、BGMはこれに決めていると音楽を流したり、店のサイトにアクセスして「この子が良い」とか、「今、またモテ期真っ最中」とか楽しそうに語っていた。

院長には間違っても歯向かえないMR諸氏が口を揃えて「凄いですねぇ」と褒めていたので、僕がちょっとちゃちゃを入れてみようと思って「小遣いを渡したりはするんですか?」と聞いてみると、「お気に入りの子は東京のブティックにベンツで乗り付けて、上から下まで服を買ってあげる」「使うのは東京ベイコート倶楽部に決めている」「若い子が頑張っているのだから、よっぽどのことがない限りエキストラで5万円渡している」とのこと。それだけしてくれたら本人の魅力とか関係ないだろ(苦笑)、とは思ったけれど、先がそれほど長いとも思えず、溜め込んだお金を世代間で下に流すのは別に非難されるべきことでもないだろう。だから、軽く「結構貢いでいるじゃないですか」と笑うだけにしておいた。「奥さんは良いんですか?」と聞いたら、「それは、一緒に暮らしている女性のこと?」ととぼけていた。

院長の、現時点での最大の課題は、月末のウィンブルドンテニス大会に向けてのスケジュール調整らしい。院長の三男だか四男だかが現在英国留学中で、ウィンブルドンの大会に合わせて院長夫人が渡英するとのこと。夫人がひとりで海外に行ってくれるのはデリヘル遊びの格好のチャンスなので、その間の一週間はびっしりスケジュールを埋めて、病院へは毎朝ホテルからベンツで駆けつけるつもりらしい。「もう、楽しみで仕方がない」と嬉しそうに語っていた。

67歳にもなって、このバイタリティは見事である。

ちなみに僕は院長夫人とも知り合いなのだが、カーステレオで竹内まりやの曲が流れてくると「不倫の曲なので」と曲をスキップするような女性である。デリヘル遊びがバレたら離婚されて全財産を持っていかれちゃうんじゃないかな、と心配になる。

7人での飲み会の飲み代は全額院長の支払い。院長はカードで支払いを済ませる。領収書を受け取って、「明日、事務長に領収書を渡して現金を受け取るんだよ。こうすれば、妻に内緒で小遣いを作れる」と自慢していた(笑)。一見太っ腹のようで、その実、自分の懐は全く痛んでなくて、逆に潤っている。

腹上死しないことを祈るのはやきもちかもしれない(苦笑)。