トイ・ストーリー・シリーズの進歩はそのままピクサー、すなわち米国アニメの進歩であって、トイ・ストーリー3によって、日本がジブリをもってしても米国にはかなわないという現実を突きつけられた。
その、象徴的な映画とも言えるのがこのシリーズである。最新作ではどんな映像を観せてくれるのかと楽しみにしていたのだが、観てみてちょっと拍子抜けした。
これといって新しい試みは見当たらず、これなら多分5年前でも作れたんじゃないかな、という内容だった。そして、ストーリーも今一歩。詳細は書かないけれど、子供とおもちゃの関係というテーマがだいぶ薄くなって、おかげで単に楽しい映画になってしまった。
これは、僕が観たかったトイ・ストーリー4ではなかったな。
評価は☆1つ半。