午前十時の映画祭で時計じかけのオレンジをやっていたので、観てきた。映画館で観るのは40年ぶりぐらいだろうか。前回、この作品を観たのはDVDだった。前回観た時の感想エントリーにも「デジタル処理して上映するなら是非観たい」ということを書いていて、そう書いたのはすっかり忘れていたけれど、観に行くのは忘れなかった。
映画館で観てみて、最初に気がつくのは無修正だったこと。DVDが無修正だったらその旨書くと思うので、完全に無修正の状態を観たのはこれが初めてかもしれない。別に隠すような場面じゃないのに、と思わないでもないのだが、昔はそれが常識だったのだろう。時代が変わったのは喜ばしい。
映画の感想はやっぱり見るたびにかわるわけで、今回は政治家に対する風刺を強く感じた。要素としてはいくつか盛り込まれていて、どれかひとつを強調したいわけではないと思うのだが、どこに強い印象を持つかは観る側の精神状態によるのだろう。
期間中にもう一回観ておこうかな?でも、寝ちゃいそうだな(^^;。